◆◆2010年10月9日 第6回実務者講習会 9:30~15:30◆◆ 【災害ボランティアセンター立上演習】9:45~11:15
演習に先立ち 市原市社会福祉協議会 福田氏より 災害時のボランティアセンター立上に関する 座学を受ける | |
 | 演習:受入スタッフ側は役割決め、準備を進める 駆けつけボランティア側は開設を待つ
受付開始(登録・保険の加入等) ↓ 待機(ボランティア募集票で自分に合った作業があれば自分の名前を貼って待機) ↓ マッチング:募集人員とボランティアの数が合ったら1つの作業班が誕生 ↓ リーダーを選び詳しい作業内容や注意事項をスタッフから聞く ↓ 必要な資材等を借り現地へ出発 ↓ 作業を終えて戻ったらリーダーが報告書を記入・提出 ↓ スタッフがボランティア全員が無事戻った事、作業の状況を確認して終了! |
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【避難所体験①】11:45~13:00
全員が避難者という想定で自発的に避難者登録・運営会議を持ち
各班にわかれて避難所内の作業をこなす
 | 昼食は、照明を落としてオイルランプの灯りで | |
【余談】 | | |
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【避難所体験②】13:00~15:00
避難所HUG演習…全員が町会役員の立場で次々やってくる避難者を受入れる
【閉会セレモニー】15:15~15:30
まず全員で6回に渡る講習会の終了を記念して記念撮影
”皆勤賞”として全回受講者に記念品と市原ISVNより感謝状授与
※感謝状(市原ISVNのメンバーが逆に元気を頂いたから)
5回受講者にも GOネットのEM石鹸が記念に渡されました。
事務局 白尾克伸の閉会の言葉で、半年にわたり開催された
22年度自主防災実務者講習会が無事終了いたしました。
この場を借りて、快く講師を受けてくださいました諸氏
又、暑い日もお盆の忙しい日も熱心に足を運んでくださった受講者の皆様
そして全力で支えてくれた市原ISVNのメンバーに心より感謝いたします。
忙しい半年でしたが毎月会える事が楽しみな半年でもありました。
又お会いできる日を楽しみに… ◆◆2010年9月11日 第5回実務者講習会 9:30~14:30◆◆ この日は終日、実務訓練を行いました。
【あなたが1日に最低必要な水3L】 朝一番にまず水運びから、訓練がはじまりました。
レジ袋での効率良い水運搬法
又水道局提供の水袋
これは給水・運搬は楽ですが、便利な弁がネックとなり、鍋に注ぐのに結構時間がかかり悪戦苦闘しました。
兎にも角にも皆の手洗い・炊飯用の水は十分たまりました。
手洗いはもちろん穴あきペットボトルで…
手が綺麗になったところで、ハイゼックス袋にお米の仕込みをします。
有難い新米ですから、今日は白いご飯で。


(左)運んできた水はバケツや大鍋に。
(右)中央は節水手洗い用ペットボトル。
【3分3時間3日】 野外でのにぎやかな仕込みが終わったら
体育館にもどり、当ネットワーク事務局:白尾克伸による気付きの演習実施
大地震が発災したとイメージ……
揺れがおさまって3分あなたは何をしますか?
考えた内容はグループ内で提示・話合います。
人の意見に耳を傾けることで、自分が思いもつかなかったような事に気づくこともあります。
更に、3時間後、3日後と進みます。
公助の手が届くまでの約3日間どのように助け合って生き延びるか
その為には何が必要か、しっかりとイメージしてみましょう。

【昼食】 この日はシンプルにハイゼックス袋で新米の白いご飯とお漬物
いつもの無洗米より水を少し控えました。
お試し試食用として、梅干+塩昆布入りも炊飯。
食後のフリータイムを利用して
①食器ゴミの減量の為のノウハウ
②新聞紙スリッパ復習コーナー
③オイルランプ・キャンドル製作コーナー
④ペットボトル活用例のコーナー
など思い思いのコーナーで演習をしました。

新聞紙スリッパ・オイルランプつくりを学ぶ
【応急手当を学ぶ】 大きな災害が発生すれば、身近で怪我人が出る可能性があります。
状況にもよりますが、救急車が必ずくるとは限りません。
安全な場所までの搬送・応急手当・そして救護所までの搬送が必要です。
※あなたは自分の地域の救護所を認識していますか?


止血法・回復体位・搬送法などを学ぶ
【ロープワークを学ぶ】 おなじみのロープワークですが、覚えても忘れてしまいがち…
体が覚えてくれるまで、1日1度はロープをさわりましょう。
1度身につけば忘れることはありません。
そして、目を閉じていても出来るようになります。


ロープワーク基礎コースを終え
この日一緒に行動したグループで1貼り
簡易三角テントを設営しました。
出来上がったところで記念にパチリ!
ちょっとハードな1日
大変お疲れさまでした!
22年度実務者講習会も残すところ、あと1回
と、なりました。
◆◆2010年8月14日 第4回実務者講習会 9:30~14:30◆◆
市原市ボランティア連絡協議会 上阪会長
【災害時の医療体制】【クラッシュシンドローム】【トリアージ】について
市原市医師会 川越一男氏
千葉県・市原市の医療体制の説明後は、住民による救助活動時に是非知っておきたい
クラッシュシンドローム・住民によるトリアージの重要性について教えていただきました。
大変難しい事ですが、大災害が起これば私達住民が向き合わなければならない問題です。
詳しくはこちらから
クラッシュシンドローム トリアージ 【防災訓練における安否確認と避難行動について】
【家具の固定方法について】
ISVNメンバー 高橋による”室内の安全について”
<左>家具固定法がぎっちり詰まったキットで説明
<右>”桟発見器”石膏ボードの壁は桟の位置を確認して固定
【身の回りの物で行う重量家具の下敷きからの救出・搬送】
市原市消防局姉崎消防署より8名の署員のご協力により実現しました
<左>この日救出される予定の5人の内の1人”五井コウタロー君”
<右>救出グッズ1式 車のジャッキ・バール・角材
隊員による救出開始!国際救助隊の隊員も含む署員の迫力のデモに受講者の緊張も高まる
周囲の安全を確認後リーダーの指示により救出開始。
リーダーは怪我人の頭部間近で呼びかけ、励まし観察を続ける。
ジャッキを支える場所を慎重に選び2箇所同時に少しずつ上げる。
この間もリーダーは絶えず怪我人に状況を伝え、新たな痛みがないか話かける。
慎重かつ迅速な行動により無事救出成功!毛布に移して安全な場所に搬送。
いよいよ私達の番です。役割を変えて何度も練習。
最初は、ジャッキなど触ったこともないと言う人もいましたが、回を重ねる事により、テキパキと動きも良くなったように思います。
<左>五井コウタロー君、無事救出!
<右>怪我人を移動させるときの毛布の準備(たたみ方)です。
移動したら怪我人を毛布で包み、1人でも搬送可能となります。
実技終了後、各班の担当署員よりきめ細かい注意や指導、又質問にも丁寧にお答えいただきました。
この日はお盆の中日にあたり、参加者が予定より十数名少ない状態でしたが、43名本当に充実した1日の講習でした。
大掛かりな資機材を携えて講習をしてくださいました姉崎消防署員の皆様に心より感謝いたします。
大災害に見舞われたら・・・怪我をして動けなくなったら・・・
身近にいる隣人が頼みの綱です。
一刻も早い安否確認、力を合わせた救出活動。
そして地震が起こっても怪我しないよう平常時からの備えが大切です。
◆◆2010年7月10日 第3回実務者講習会 9:30~12:30◆◆
<左>この日は体育室を利用 <右>来た人からDIGの地図を準備
【災害時要援護者からのメッセージ】
心身障害者福祉団体連絡協議会 会長:佐藤通安氏
【地域を知ろう!DIGによる災害図上訓練の実践】
<左>お馴染み”お誕生日ゲームでグループ分け
<右>住宅地図や防災マップでグループワーク
避難所収容人数の確認
DIGを通じて、災害をイメージ。街にある危険箇所・危険要因を確認
又、思わぬ街の財産にも気つく。
地元でも、実際に街歩きをしてみてはいかがでしょう。
◆◆2010年6月12日 第2回実務者講習会 9:30~12:30◆◆
受付が混雑中の開始前、佐久間市長が来館
お忙しい中、数十分にわたり市の防災行政等についてお話をいただきました。
【地震災害】防災マップの解説
【河川氾濫】ハザードマップの解説
【市原市防災アセスメントについて】 先月に引き続き、市原市防災課 齊藤・花澤両氏に解説いただきました。
【耐震診断の実施例について】 先月に引き続き、市原市建築部建築指導課 渡邉氏の解説
【地域の情報収集について】 ISVN事務局長 白尾
◆◆2010年5月8日 第1回実務者講習会 9:30~12:30◆◆
<左>開催要項です <右>いよいよ第1回講習会の受付がはじまる
ISVN(市原市災害ボランティアネットワーク)事務局長”開講あいさつ”
【千葉県地域防災計画の概要について】
千葉県総務部消防地震防災課 千脇・小林両氏
【市原市地域防災計画の概要について】
市原市防災課 齊藤・花澤両氏
【耐震診断の概要について】
市原市建築部建築指導課 渡邉氏 ”すじかいパワー”実証
♪休憩たいむ♪
<左>新聞紙で避難所用スリッパ作り <右>ほっと一息 コーヒーコーナー